コンテスト

有馬です ジャーブネットデザインコンテスト2016で 4作品入賞しましたので報告します。

内訳は 審査員特別賞で2作品、優秀賞・審査員部門と一般部門でそれぞれ1作品づつ

審査員は 三井所清典さん(日本建築士会連合会長)、 原田真宏さん・三澤文子さん・石井健さん・

中野海太郎さん。

まずは審査員特別賞のひとつ 知立の家Ⅲ

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正面はコンクリート打ちっ放しの壁に支えられた ガルバリウムの黒い箱 硬くて強いイメージ

それに対して 中は無垢板のフロアと白い壁 柔らかなイメージで仕上げました。

この建物は 施工事例及びジャーブネットHPに掲載中 次回も受賞作品を紹介します。

コンテスト5

有馬です 前回からの続きジャーブネットデザインコンテスト2016の優秀賞に選ばれた百々の家です。

小高い住宅地のその頂上付近に建つ 屋根、外壁ともに素地の素材で仕上げた住宅です。

中央の庭に紅葉を植え すべての部屋から眺められるようにしています。

製作の階段完成

こんにちは。荒木です。

前回のブログで書きました製作階段が完成しました。

吹抜空間の中で程よい存在感のある仕上りとなりました。

廻り段の部分は軽やかに見せるよう、壁に踏板を埋め込んでいます。

塗装は白塗装で。

製作での階段は少し費用がかかりますが、室内空間に中での納まりを考えると非常に効果的。

このお宅にとっては、かかせない存在となりました。

軒先について

有馬です 軒先の出を長くすると屋根が大きくなり 結果コストが上がると言う理由で

随分 軒先の短い家が多いと感じています。

外壁材の耐候性が上がったことも原因かもしれません。

ただ 和の意匠を考えると美しいとは思えないので 僕が設計した住宅の軒先の出は

極力長くしています。

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確かに コスト面では負担をかけるかもしれませんが 一生棲む家です 美しいほうが

良いかと思います。

SUUMOの取材

こんにちは。荒木です。

本日は、次回のSUUMOに掲載される西尾市の住まいの取材に同行してきました。

リクルートのライターさんとお施主さんで家づくりの経緯について様々な話で盛り上がった中で、

お施主さんから次の家づくりへの糧となる言葉も頂きました。

嬉しい限りです。

詳細は次号のSUUMOの紙面にて。

地域性や土地の特性を素直に取り込み提案した住まい。

私の提案について共感して頂き、心地よく暮らして頂いています。

吹き抜け空間

有馬です 僕が檜建設に入社して9年ほど そこから現時点に至るまでに設計した

ほとんどの家に吹き抜けがあります。

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“ひとつ屋根の下での暮らし” を考えると 家全体を一室空間にしたい

そのため一階と二階を繋ぐ吹き抜けが必要。

しかし 最初のころは施主の理解が得られず苦労した覚えがあります。

でも最近は施主からの要望で吹き抜けを造ってる 時代が変わったのかな。

外と中

こんにちは荒木です。

内外を繋いで見せるには内部のフロアとデッキの極力色や素材を近づけることがポイント。

ただし外部は日光に当たって色褪せや汚れがあるため、維持するのはなかなか大変。

外部用の塗料や清掃が必要です。つまりは根気が必要です。

なんていうことは当たり前のことですが、もうひとつはデッキ高さと床の高さをぴったりと揃えることもポイント。

サッシの下にデッキを入れると少し下がってしまいます。

いろんな見解がありますが、私は床とデッキをぴったりと揃えたい派です。

意匠から印象

有馬です 前回住宅が社会に影響すると…  そんな例をひとつ

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ここは更地に新築したケース その施工中 施主と施主同僚の会話。

同僚 「なにか○○の角にお店がオープンするみたいだから 出来たら食べに行かない?」

施主 「それ うちなんです。」

これは後で施主の奥さんに教えてもらった話

もちろん施主としては嬉しかっただろうし でもそれにも増して他の人がこの建物を興味を持って

見ててくれたこと たぶん多数の人をワクワクさせたはず。

こういうを設計することが ちいさな良い影響を与えるかなと思っています。

製作の階段

こんにちは。荒木です。

急に夏日になりました今週、7月2、3日は安城市、西尾市の三会場で現場見学会を開催しています。

是非私共の家づくりに触れに来てください!

さて、豊田市の現場では製作の階段が取り付きました。

廻り段のある製作階段です。揺れも無く軽やかな形状で納まりました。

あとは仕上げを残すのみ。

リビングの階段は空間の中でも、主張がありつつも軽やかであること。

部材の寸法はいつも頭を悩ませます。

家の意匠

有馬です 家が完成した後 長い期間多くの人にに見られていく事になり

一度出来上がった家の意匠は簡単には変えれない。

人それぞれ家の意匠に好みがあるとはいえ そこを超えた次元で美しい姿を

目指したいと思っている。

その家が出来た事によって社会に良い影響が出れば 設計した甲斐がある。

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