逆転の発想

こんばんは。荒木です。

写真のこちらの住まい。

南側の道路から、北に向かってなだらかに登っている傾斜敷地での計画でした。

北側の隣地には森林があり、南の道路側には向かいの建物が立ち並んでいる状況。

完成したのがこちらの写真。

敷地の傾斜をそのまま生かし、内部をスキップフロアにして北側に庭を配置。

隣地の森林が望めるように計画しました。

つまり、北側へ大きな窓を設置しています。

こちらが南側の写真。

南側にキッチンを配置して、南側の道路側の窓は高めに取付け、道路が極力みえないようにしました。

キッチンからの視界も北側へ向けています。

南側に大きな窓を設置することは一般的です。

ゆったりとくつろげるリビング空間に必要なものは、気兼ねなく過ごせること。

この敷地は、北側へ開いた方がメリットが大きい。

北側は道路から隠れた位置になり、庭とリビングと繋がり、気兼ねなく楽しめる空間として繋がりました。

敷地に対して素直にプランニングをする一例です。

南側にリビングをもってきたら、この空間は味わえなかった・・・。

もちろんリビングの明るさも問題なしです。

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